駿台中学生テストを受験するメリット

 こんにちは!円アカです!本日は駿台中学生テストを受験するメリットをご紹介したいと思います。

 

 いきなりですが、2月25日・26日に国公立大学の2次試験があります。塾の講師を約20年間させていただいていますが、北海道大学を受験して、合格した人、不合格だった人、もちろん両方いますが、大学共通テストで点数は取れるけれども、2次試験で点数が取れずに不合格だった人の特徴を、まずはお話したいと思います。

 

 旧帝国大学などの難関大学の2次試験の合格を勝ち取るための重要な教科は、主に「数学・英語」です。数学では、大学共通テストでは合格することができるくらいの点数を取り2次試験で点数が取れずに、不合格になる人の特徴として、「2次試験の過去問などはゆっくり問題を解けば解けるが制限時間に間に合わない」ということが挙げられます。また英語では、数学と同じように「問題を解くスピード」も挙げられますが、高校の勉強に追われて、鉄緑会から出版されている「鉄壁」などの難関大学向けの難易度の高い英単語帳まで手が回らずに知識不足で英文を読むことが出来ないということも挙げられます。

 

 向陵中学校からは札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)に一学年300名の内100名程度が毎年合格をしています。そして、合格した後は、札幌公立TOP5校に合格した向陵生、そして保護者様は「次は北大以上に・・・」と思い始める方が、あくまで20年間の経験則ですが「ほとんど」です。保護者様も「本人の進路だから・・・」とは言いつつも、本音は「東西南北に合格したのだから、北大以上にも合格できるんじゃないの?」と考えている方が、今までお話をさせていただいた保護者様の中では多かったです。つまりは、小学生、中学生の保護者様も、仮に今は思っていないとしてもご本人が高校生になったら、思い始める方が多いということが言えると思います。

 

 ですが、北海道大学の合格者の道内出身者の占有率は、かつての50%程度から今現在は30%程度まで落ちてきています。そして、関東地方出身者が今現在は道内出身者と同数程度が毎年合格をしています。つまりは、北海道公立高校入試でいうところの「北海道学力コンクール」の感覚で、駿台中学生テストを高校入試の模擬試験として活用している学力の層の高校(公立高校の例で言えば、都立日比谷高校、都立西高校、都立国立高校、都立戸山高校 などのレベル)の生徒たちが受験をして、道内の生徒と同数程度合格をしてきていると予想ができます。「北大に落ちたら札予備」の時代のように短距離走(高校生から頑張る・・・)では合格をするのが非常に難しくなっている大学と言えますし、関東地方の生徒が全体の30%程度占めています。これって結構な割合ですよね。つまり、もし本当に北大以上を目標にしたいのならば、関東地方の小学生・中学生と同じような準備が必要だと言えます。

 

 話を戻したいと思います。先ほど、大学共通テストでは点数が取れるが、旧帝国大学などの難関国公立大学の2次試験で点数が取れない人の特徴をお話しましたが、この特徴は駿台中学生テストに向けて、小学生・中学生の時に勉強をすることで解消できます。駿台中学生テストは「難関国公立大学の2次試験の中学生版のテスト」と言うことができます。駿台中学生テストの数学を受験すると、「道コンレベル」で道内トップクラスの中学生でも「時間が足りなくなる人」がほとんどです。つまりは、駿台中学生テストに向けて「応用力・発展力」を鍛えていくことで、先々を見据えると「難関大学の数学の2次試験に必要な応用力・発展力の土台を養成できる」ということが言えるのではないでしょうか。そして、大学入試のときに「制限時間に間に合わない」ということを解消することができる

 

 また、英語で言えば、駿台中学生テストの中2のテスト辺りから、文章問題の英文を読むのに「高校生内容の英単語・英熟語」が必要になってきたり、高校生程度の熟語の問題が出題されたりします。円アカのトップクラスでもこの進度に間に合うように、トップクラスでは中2~中3にかけて「大学共通テストレベルの英単語・英熟語」の小テストを実施していきます。つまり、駿台中学生テストの進度で勉強をしていくと、高校1年生の4月時点で、「大学共通テストレベルの英単語・英熟語」をある程度知識として持っていることになります。これも先々を見据えると、先ほどの「鉄壁」などの難関大学向けの英単語帳に高校生の早い時期から取り組むことができて、大学受験のときに手が回らずに暗記を出来なかったとはなりません。そうすると、大学入試のときに「英単語・英熟語で困らない」ということが言えます。

 

 今年、円アカから北嶺中の特待の合格者が出ましたが、その関係で北嶺の入試担当の先生がご挨拶にいらっしゃいました。円アカのカリキュラムをお話させていただいたときに「円アカさんの中学部のトップクラスはほとんど北嶺中と変わらない内容ですね」と驚いていました。でも、関東地方では、公立高校を受験する中学生でさえ、都立日比谷高校、都立西高校、都立国立高校、都立戸山高校 などのレベルの高校を目指す中学生は、駿台中学生テストレベルを勉強しているんですよね。そして、そのレベルの中学生が高校生になり、東大などが厳しくて北大を受験してくるんですよね。ということは、札幌公立TOP5校に合格した向陵生やその保護者様は、「北大以上を目指したくなる人が多い」わけですから、関東地方の生徒たちに「はじき出されないような準備をしなければならない」のが現状ではないかと思います。

 

 ですが、この準備を出来るのは、駿台中学生テストの北海道の受験者の人数を見る限り、北海道の集団指導の学習塾では「円アカだけ」しかありません。難関国立9大に現役で進学を出来るのは、札幌南・札幌北で約100名/320名、札幌西・札幌東で約50名/320名、札幌市立旭丘で約20名/320名です。北嶺でも結局は札幌南・北と同等程度です。高校1年生の4月は「横一線のスタート」ではありません。札幌公立TOP5校(特に東西南北)に合格する中学生は、道コンを受験すると、上から下までで「頑張れば埋められそうな差の偏差値」しか出てきません。なので「4月からは横一線」と「錯覚」をしてしまう。しかし、「難関大学の2次試験の中学生版のテスト」である駿台中学生テストを受験すると、合格した約320名の上から下までで「偏差値が約20の差」は開いています。この差が大学受験のときの「2次試験の問題を時間内に解けるかどうかの差」であると円アカは考えています。

 

 高校1年生の4月の時に、「北大を目指せる偏差値の層」に最低でもいたいですよね。だって、せっかく合格した高校です。高校の次の進路を「意味のあるものにしたい」と思うのは「当たり前の話」ですよね。駿台中学生テストを受験すると、北嶺中学校も学力増強の目的で受験をしているので、向陵中学校にいたとしても、「北嶺中学校にいた場合の自分の立ち位置」がわかります。例を挙げると、駿台中学生テストで偏差値40台では北嶺の中では「100位より下」なので、難関大学を狙える順位には「今の時点では残念ながらいない」ことがわかります。でも、道コンでは、ここまではわかりません。道コンで偏差値(SS)が60台後半でも、駿台中学生テストを受験すると偏差値40台の中学生もいます。もしこの中学生が駿台中学生テストを受験せず、「自分の現状を正しく把握せず」に高校受験をしてしまった場合、内申点さえあれば、札幌南高校に合格できる可能性が高いですが、「札幌南高に合格できても難関大学を狙える偏差値の層には今のところいない」ということを「知らずに進学をしていく」ことになります。北大以上の合格を狙うならば、「短距離走(高校から頑張る・・・)は通用しにくい時代」です。そうすると、冒頭にお話をしたように、高校生の大学受験の時に、「難関大学の2次試験の問題の制限時間に間に合わない・・・」、「必要な暗記が受験までに時間がなくて出来なかった・・・」などのことが起きてくるのではないかと思います。

 

 これらのお話は、「各模擬試験の資料」、「各学校のホームページ」、「関東地方から北大に合格した大学生の話」など、「根拠のある現実のお話である」ということです。「レベルが高い」、「厳しい」などのお話ではなく、向陵中で言えば、札幌公立TOP5校に合格する100名に降りかかってくる「現実」であるということです。皆さんはこの現実をどのように向き合いますか?もし一昔前の「北大に落ちたら札予備」のような短距離走(高校生だけ頑張る)の勉強の仕方が正解ならば、道内出身者の占有率が「50%→30%まで落ちる」とは思えません。ということは、「勉強の仕方」や「勉強を始める時期」を「間違えている」ということになるのではないでしょうか。

 

札幌公立TOP5校を目標にしている小学生の皆さん、向陵生の皆さん、「どこまでを想定」して勉強を進めますか。春期講習会の受付がスタートしています。札幌公立TOP5校に進学したい小学生・中学生の皆さん、円アカでお待ちしています!今現在の北大の入学者の割合は「道内3」;「道外7」です。円アカで札幌公立TOP5校に進学するための下準備を行い、一昔前の「道内5」:「道外5」にまずはしたいですよね。駿台中学生テストを受験して、「北嶺中にいたときの自分の学年順位」で「1組(A組/北嶺の1番上のクラス)を目標」にして、道外のライバルたちをやっつける学力(「未来につながる5つの力(応用力・発展力・思考力・判断力・表現力)」)を円アカで養成しましょう!