こんにちは、円山アカデミーの飯島です。
2020年度から英語教育に大幅な変更があることは皆様ご存知ですよね。小学3年生から外国語活動、そして5年生から教科として英語が導入されます。
では身近なところで、北海道の英語教育は全国でどのくらいのレベルかご存知でしょうか?
……残念ながら、道産子の英語力は全国で最低ランクなのです。
下のグラフをご覧ください。
上位5県と下位5県のみを取り出してみました。北海道はなんと最下位。かなりショックな数字です。
札幌市のみで見ると少し数字は良くなりますが、それでも30.1%と上位には程遠い数字になります。
では、高校生も見てみましょう。
高校生になるとかなり改善されているのがわかりますが、それでも真ん中ぐらいなんですね。一方で高校1位の富山県は中学6位、高校2位の福井県は中学3位と、高校で上位に入る県は中学でも上位の傾向があります。
これは、やはり英語は積み上げの教科だということでしょう。どうやら私たち北海道民は、早いうちからの英語教育によりいっそう力を入れる必要がありそうです。
ただ、苦手分野がわからなければ、それに対する対策も立てられません。そもそも日本の子供たちは、いったい英語のどのような力を不得手としているのでしょうか。
次回は、日本の英語教育が抱える問題点について説明します。
ありがとうございました。