道コン① 発展編(小6)の結果が出ました!小学生のご家庭は必見です!

 こんにちは!円アカです!

 今回は「道コン① 発展編」の個人成績表が返ってきましたので、そのご報告をさせていただきます。

まずは以下の表をご覧ください。

 この道コンは、普段の道コンよりハイレベルな問題なので、「本当の自分の実力を知ることができるテスト」ではないかと思います。

 今回の円アカの平均点は「294.0点/400点(4教科)」で、北嶺中学校の合格圏が「311点~(4教科)」なので、残念ながら、北嶺中の合格圏まであと15点くらい足りなかった結果となりました。

 ここから言えることは、道コン発展編では、円アカの平均点は全道(全体)との平均点に「+75点」した点数なので、「+90点」すると「北嶺中学校合格圏」と概ねですが言えるのではないでしょうか。

 円アカのトップクラスでは、「北嶺中学校のレベルを一つの基準」としています。それはなぜか。北嶺中学校の大学の現役合格の実績は、「札幌南・北と同等程度」です。つまり、小学生のときは中学受験をしようとしなかろうと、「北嶺中学校のレベルに達することを目標に勉強していく」ことが、札幌公立TOP5校に進学後の大学受験において、「旧帝国大学などの難関大学を目指すときの土台になる」と言えます。

 小学生のときに「北嶺中レベル(札幌公立TOP5校レベル)」を示すことができない人が、将来的に「北大などの難関大学を狙える偏差値に届く」とは到底思えませんよね。

 

 では、次に過去3年分の同時期に実施した円アカ生(現中1、現中2、現中3)の「道コン① 発展編」の結果とあわせて、どのくらいの成績を取れていれば、「1年後の中1(駿台中学生テスト)でどのようになっているか」を見てみたいと思います。

 過去3学年の内容からいくと、「道コン① 発展編」は、小6の時点では、全道(全体)の平均点に各教科(特に国語・算数)で「+10~15点」はできるようになっていくことが、まずは重要であると言えそうです。

 そうすると、中1のスタート時点で上記の表のとおり、北海道最難関高校の札幌南高校(合格確実ライン偏差値56.8)や、都立高校の2番手高校である都立西高校(合格確実ライン偏差値:男子61.7、女子62.6、男女平均62.2)で「合格確実ライン」を突破し、「難関高校レベル」の成績を取ることができる圏内に入ってきます。 そしてこの成績を継続していくと、札幌公立TOP5校に進学後も、旧帝国大学などの難関大学を狙える位置(札幌南・北:学年上位約30~40%、札幌西・東:学年上位約15~20%、市立札幌旭丘:学年上位約10%程度)にいることができる可能性が高くなってくるのは容易に想像が付きますよね。

 

 「駿台中学生テスト」は北嶺中学校も受験をしています。北嶺中学校が受験をしているので、「北嶺中の中での今現在の自分の立ち位置」がわかります。

 北嶺中学校の大学合格実績は、「札幌南・北と同等程度」です。つまり、北嶺の中での、「今現在の立ち位置」がわかると「札幌公立TOP5校に進学後の自分の立ち位置」も、ある程度「予想できる」ということが言えますし、その中で「本当の自分の今現在の得意・不得意」が見えてくるので、「高校生までに克服しなければならないことの対策をしやすく」なりますよね。

 

 今年の6年生は来年度の「駿台中学生テスト」でどのような結果を出してくれるのでしょうか。

 ここ4回の「道コン 発展編」で「過去最高の成績」を出してくれました。今から非常に楽しみです。「円アカはレベルが高くて勉強が大変」と保護者様によく言われます。しかし、円アカの勉強の環境は、「札幌公立TOP5校に進学した生徒が進学後に困らないようにすること」に主眼を置いているので、理不尽に大変なわけではありません。

 札幌公立TOP5校に進学した生徒たちに「円アカ」と「札幌公立TOP5校」のどちらが「勉強が大変か」を毎年聞きますが、「札幌公立TOP5校」と「全員」が答えます。ということは、「円アカの環境を大変と言っている人が、札幌公立TOP5校に進学した瞬間にやっていけるようになるのか」という疑問が出てきますよね。札幌公立TOP5校を真剣に目指している小学生のご家庭は「円アカ」をおすすめします。札幌市の学習塾で、「札幌公立TOP5校に一番近い環境」ではないかと思います。札幌公立TOP5校に進学した後、その高校の進路担当の先生から「北大以上の進路指導」を受けたときに、「自分の希望だけで行きたい」ではなく、「実力で狙える位置にいたい」ですよね。

 「札幌公立TOP5校を見据える」とは、「その高校に生徒を合格させること」だけではなくて、「進学後のその生徒の立ち位置を考えるところまで」を言うのではないかと思います。

 だって、札幌公立TOP5校に進学しても、その後の大学受験で、札幌公立TOP5校より下の高校の同級生と同じ大学ならば、世の中の評価は「どちらも同じ」と結局はなってしまいますよね。

 なので、札幌公立TOP5校(特に東西南北)に関しては、「勉強すれば類似問題が出てくる定期テスト、道コン(公立高校入試)の対策だけ」をして、札幌公立TOP5校に進学をさせることに「違和感」をどうしても覚えます。だって、旧帝国大学などの難関大学の一般入試(北大などの2次試験など)で前年度に出題された問題に類似したものなんて1題も出てきません。

 でも、小学生、中学生のときに「そういう勉強の癖」をつけさせてしまったら、「進学する本人はそう言う勉強で通用すると錯覚」をして高校に進学をしていきます。それってどうなんでしょうか。

 北大の道内占有率は「30%台」です。総合入試が始まるまでは「約50%」ありました。つまり、「時間をかけて占有率は落ちてきた」ということです。ということは、「今までの勉強に対しての常識に何か原因がある」から、そういう結果になっているのではないでしょうか。

 

 札幌公立TOP5校に進学をするならば、「意味のある大学の進学(北大以上)」を誰でもどうせならしたいと思います。ですが、札幌公立TOP5校(特に札幌南・札幌北・札幌西・札幌東)は、札幌市の中に東西南北よりも上の高校が存在しなく、上の高校があれば、本来ならそちらの高校に進学する中学生も混ざっているので、「4月の入学時点で横一線のスタート」ではありません(偏差値以外にも、難しい問題への心構え、学習習慣なども含めて)。

 なので、小学生・中学生のときは、「駿台中学生テスト」を活用して、「札幌公立TOP5校への進学後のための下準備を進めていく」ことをおすすめします。「道コン 発展編」は、まさしくこの「駿台中学生テスト」に向けた小学生のときのテストです。

 駿台中学生テストは、首都圏の難関高校の受験では、北海道でいうところの「道コン」のような感覚で模擬試験として活用されています。

 そして、駿台中学生テストは高校受験のための模擬試験ですが、小学生のときに中学受験内容を勉強していた中学生に有利になるような問題が出題されるケースが多いので、「中学受験をしようがしなかろう」が、「駿台中学生テストを攻略する」ためには、小学生のときは「中学受験内容を勉強する」ということが重要になってきます。

 

 札幌市の集団の学習塾では、道コン、定期テストなどの公立高校入試レベルまでを教えてくれる学習塾はたくさんあります。

 ですが、公立高校入試レベルに加えて、その上のレベルのカリキュラムまでを設置している学習塾は、関東地方、関西地方の都会に行けばたくさんありますが、駿台中学生テストの個人成績表を確認する限り、残念ながら札幌市には「円山アカデミー」以外ありません。

 向陵中学校からは、1学年約300名の内の約100名が札幌公立TOP5校に進学します。今お話ししたことは「学年の3分の1が関係してくること」ですよね。「他人事ではない」はずです。進学校に入学するということは、「それだけ勉強が大変になる」ということです。小学生・中学生から「円アカ」でしっかり準備を進めていきましょう!