第2回 駿台中学生テストの結果が返ってきました!

 お久しぶりです!円アカです!

 

 まずは結果報告からさせていただきます。北海道最難関の私立中学校である北嶺中学校が約85%以上を占める「北海道受験者の平均点」を、「円アカの平均点」が「上回る」ことができました。円アカ生はよく頑張りました!「北嶺中の中での平均の位置」は「旧帝国大学などの難関大学を狙える位置」です。札幌公立TOP5校への「意味のある進学」のために、また11月23日(土)に「第3回 駿台中学生テスト」が実施されますので、しっかり準備を進めていきましょう!

 円アカが「駿台中学生テスト」を導入して5年目になりますが、円アカで駿台中学生テストを導入した大きな理由の1つに、「北嶺中学校が受験している」ということが挙げられます。ではどうして「北嶺中が受験している」ことが導入の理由になるのかというと、向陵中学校からは毎年100名程度の向陵生が札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)のどこかに進学をしていきます。そして、北海道は地元志向が全国的にも強い地域です。「各都道府県の大学進学者の他県への流出率」は47都道府県の中でも「ワースト3」の「45位~47位」に入ります。ここから導き出されるのは、「札幌公立TOP5校に合格できる=地元の北大くらいには合格できる」と思っている人が多いのではないかということです。でも残念ながら、北大の道内占有率は「約30%」となっています。全国的に人気の出る前の「約50%」くらいあった時期よりも、時間をかけて「約20%」も落ちてきています。つまり、道内の高校生は時間をかけて「はじき出されている」と言うことができます。

 

 そして、今まで見てきた向陵生でも、向陵中学校までは定期テストで「450点以上」取っていたとしても、高校生になり、「予備校の模試」を受験すると「偏差値50台前半」は、ざらにいます。札幌北高校のホームページにも掲載されていますが、「英語と数学に関しては中学・高校間の学習内容および難易度で差が大きい」という現実があります。「中学の学習内容=定期テスト、道コン」となると思いますが、その学習内容と難易度で差が大きい。しかし、ご本人や保護者様はそういった現実を知らずに、「向陵中学校のときの成功だけ(道コンや定期テストの高得点など)」をイメージして、札幌公立TOP5校に進学してしまい、「後から気づく」ということがよくあります。でも残念ながら、こういったことは気付いたときには「時すでに遅し」となっていることが多いです。これではせっかく進学できても、勉強の面だけを見ればあまり意味がありません。

 

 だからこそ「北嶺中が受験している」ということが意味をなしてきます。つまり、北嶺中学校の大学合格実績は毎年大きく変わりません。そして、札幌南・札幌北との大学合格実績ともそんなに変わりません。つまり、「北嶺中学校にいることを想定した順位(駿台中学生テストでの北海道順位)」は「札幌公立TOP5校に進学した後の自分の順位」。「英語と数学に関しては中学・高校間の学習内容および難易度で差が大きい」という環境になったときの「未来の本当の自分の姿」がわかります。そうすると「自分の本当の弱点」がわかり、札幌公立TOP5校に進学するまでの小学生・中学生の間に「本当に何をしなければいけないか」がわかるので「本当の対策をする」ことができます。

 

 子どもたちにとっては「人生で1度きりの高校生」です。合格できるかどうかはもちろん大切ですが、それだけでは「不十分」です。だって、「合格がゴール」ではありませんよね。進学した後に「勉強についていけるかどうかの保証がない」ですよね。つまりは、ついていけるかどうかの「数字的根拠」が何もなく、「定期テスト」や「道コン」や「学力テスト」だけの成績で、高校を決めさせるような進路指導は円アカでは行いません。それは円アカでは「無責任」だと考えるからです。大事なのは「高校に進学後にその環境を活かして高校生活を送れるかどうか」ではないでしょうか。そこには「勉強の要素」がかなりの割合で占めるはずです。「高校に入って頑張れば」とおっしゃる方もよくいますが、ある程度の上の学力層は、「高校の4月の時点で頑張る(勉強する)習慣」がそもそもついています。だから、「人より上にいる」ですよね。1日24時間と時間は決まっています。決まった時間しかないのに、巻き返すのはそんなに容易なことではありません。

 

 これは、「レベルが高い」とかいう話ではありません。向陵中の約3分の1は、札幌公立TOP5校に進学をして、今お話をした現実を学校で突きつけられます。そのときに、「自分の見栄やプライド」ではなく「自分の実力」で「北大以上に行きたいです」と言える自分になっていてほしいと思っています。そのために「円アカは存在している」と思っています。旧帝国大学などの難関大学の2次試験は「基礎・基本の反復だけ」をして「再現力」だけを身に付けていても点数にはなりません。道コンや定期テストは「再現力」が主に求められるテストですが、高校進学後の難関大学の2次試験レベルでは、「再現力」だけではなく「応用力・発展力」まで身に付ける必要があります。これが札幌北高のホームページでは「英語と数学に関しては中学・高校間の学習内容および難易度で差が大きい」と表現をされるのだと思います。

 

 基礎基本の反復で養成される「再現力」は重要です。しかし、そこにプラスして「応用力・発展力」まで養成して、「札幌公立TOP5校」に進学できるかどうかは、その後の大学受験での進路に大きく影響してきます。中学生までの「応用力・発展力」を測ることができるのが「駿台中学生テスト」です。札幌公立TOP5校へ「意味のある進学」をしてほしい。そのために円アカは円山地区で「札幌公立TOP5校に進学をしたい小学生・中学生」のために真剣に取り組んでいきたいと思います。